後貼り工法について
炭素繊維で補強した厚さ12mmの改質硫黄固化体ボードを、コンクリート表面に耐酸エポキシ樹脂と打設アンカーで固着して防食被覆する工法です。
施工手順
1.コンクリート表面処理

劣化部分をフェノールフタレインで検査し、劣化深度を確認する。劣化コンクリート除去後、無収縮モルタルにより断面修復を行う。既設コンクリート境界面とのドライアウトを防止しながら無収縮モルタルにて仕上げ面を極力平滑になるように左官仕上げする。
2.アンカーボルトの打設

アンカー位置にてドリルで削孔し、ホークヘッドインアンカーを固定後、アンカーボルト(全ネジボルト)をアンカーにねじ込む。
3.接着剤塗布

下地コンクリート表面含水5%を確認後、プライマーとして、被覆するコンクリート面と接着するボード面とにエポキシ系の接着剤を塗布する。その後、エポキシ系接着剤と珪砂を混合した接着剤をコンクリート面またはボード接着剤に塗布する。
4.後貼りボード貼り付け

接着剤を塗ったボードを所定の位置(2で設置したアンカーボルトにボードの孔部を合わせる)に設置し、小型振動機を用いて圧着させる。さらにボードの上から圧着金物(軽溝型鋼)をボルトにはめ込み、平座金・ワッシャーナットを介してインパクトレンチで締め付け、密着させる。
5.目地部仕上げ

ボード間の目地はボード貼り付け毎に接着剤をならして平滑に仕上げる。
6.表面仕上げ

翌日、圧着材(軽溝型枠)を取り外し接着剤を塗ったワッシャーナットでボードを締め付ける。
ナット天端でアンカーボルトを切断し、ボルトナット表面に接着剤を塗布し仕上げる。
7.完成



