川崎製造所安全への取り組み|防消火設備
化学消防車
川崎製造所は川崎地区と浮島地区に分かれており、地区ごとに防災組織を設置しております。
川崎地区では自衛消防車として甲種化学消防車を配備するとともに、近隣24社との間で川崎市千鳥地区防災協議会を形成し、当該組織に化学消防車と高所放水車の両方の機能を併せ持った省力化された最先端技術の大型化学高所放水車と泡原液搬送車を配備しております。
また、浮島地区では自衛消防車として大型化学消防車を配備するとともに、近隣40社との間で浮島共同防災協議会を形成し、当該組織に消防車3点セット(大型化学消防車、大型高所放水車、泡原液搬送車)を各々2台と大型化学消防車2台(合計8台)配備しております。
| 消防車等 | 配備先 | 台数 | 能力 |
|---|---|---|---|
| 甲種化学消防車 | 川崎地区 | 1 | 放水量:2,500L/分 消火薬液:2,000L |
| 大型化学高所放水車 | 川崎市千鳥地区 防災協議会 |
1 | 泡放射量:3,800L/分 消火薬液:1,800L |
| 泡原液搬送車 | 同上 | 1 | 泡放射量:220L/分 消火薬液:4,000L |
| 大型化学消防車 | 浮島地区 | 1 | 放水量:3,100L/分(定格放水能力表示とした) 消火薬液:2,000L |
| 大型化学消防車 | 浮島共同防災協議会 | 4 | 放水量:3,100L/分 消火薬液:8,000L(4台) |
| 大型高所放水車 | 同上 | 2 | 泡放射量:3,100L/分 |
| 泡原液搬送車 | 同上 | 2 | 泡放射量:186L/分 消火薬液:7,600L(2台) |
その他の防消火設備等
当所には多くの危険物や高圧ガスを取り扱う装置があります。各装置の周りには消火栓、消火器の他、固定式・移動式泡消火設備、固定式散水設備、固定式ウォーターカーテン・スチームカーテン設備などを設置しており、定期点検によりいつでも使用可能なように機能維持を図っています。
また、これらの防消火活動を行うために必要な水の供給源として、当所は定置式消火ポンプを川崎地区で13台、浮島地区で15台を各エリアに分配配備し、その能力は川崎地区で2,660トン/時、浮島地区で7,500トン/時にも達しています。この量は、ドラム缶で換算して1時間当りそれぞれの地区で13,300本と37,500本に相当する量です。
これらの水の供給源は工業用水と海水を使用しています。
油回収資機材
海上への油流出に対しては、流出油の拡散防止、回収作業を迅速かつ確実に行うことが大切です。このための資機材として主に次のものを配備しています。
なお、万一、海上へ油が流出した場合は、迅速にオイルフェンス展張船に出動依頼をして、流出油の拡散防止および汚濁防止に努めております。
| 資機材 | 用途 |
|---|---|
| オイルフェンス | 流出油が拡散しないように大きく囲みます。発泡スチロールの上にテトロン被覆(合成繊維)されたものです。 |
| 油処理剤 | 流出油の上にポンプまたは噴霧器で散布します。配合された界面活性剤の働きにより油を微粒子にして水中へ分散させます。分散した油の微粒子は水中のバクテリアによって分解されます。 |
| 油吸着マット | 綿繊維で出来ていて、油の中に投入し、吸着させます。 |
オイルフェンス巻取り機