横浜製造所安全への取り組み|防消火設備
化学消防車等
当所では、危険物、高圧ガス施設での災害を想定し、消防車等として大型化学消防車を配備するとともに、近隣10社との間で共同防災組織を形成し、当該組織に消防車3点セット(大型化学消防車、大型高所放水車、泡原液搬送車)を配備しております。
大型化学消防車
| 消防車等 | 台数 | 能力 |
|---|---|---|
| 大型化学消防車 | 1 | 3,800L/分 |
| 大型化学高所放水車 | 2 | 3,500L/分 3,470L/分 |
| 泡原液搬送車 | 2 | 4.0KL/分 4.0KL/分 |
その他の防消火設備等
当所には危険物や高圧ガス施設があり、これら施設の防消火の基本は、5台の消防車両での対応を中心に据え、さらに個々の設備に対応できる防消火設備を設けることで考えています。
例えば、油タンクの場合、タンク周囲に消火栓を配置するとともに、各タンクに固定式泡消火設備を設置し、火災発生後速やかに消火活動を開始できる体制をとっております。
そのほか精製装置、入出荷桟橋、LPGタンク等の設備には、数多くの消火栓の他、固定式・移動式泡消火設備、固定式散水設備・水幕設備、ウォーターカーテンなど各設備に応じた防消火設備を備えており、これらは定期点検により機能維持を図っています。
また、これら防消火活動を行うために必要な水の供給源として、当所は定置式消火ポンプ11台を保有し、その能力は5,050トン/時にも達しています。この量は、ドラム缶で換算して1時間当り約25,000本分に相当する量です。
また、これらポンプの水源は海水であり、水量に制限はありません。
地震計
地震に際しては、装置・設備を停止することを、防災の基本と考えています。
このため、当所には、3台の地震計を設置しています。これら地震計と装置は連動していて、地震計3台のうち2台がある一定の値を示した場合、装置は自動停止操作を行うようになっています。
油回収船、防災船
当所では、大型タンカー接岸、荷役の際の安全確保のためオイルフェンスをめぐらし、厳重な管理体制のもとに作業を行い、油の流出を未然に防いでいます。さらに、万が一に備えて、油回収船「第2えびす」を配備しています。
また、海上災害が発生した場合は、さらに消防設備船等の防災船も速やかに駆けつけ、災害に対処する体制をとっています。
第2えびす
| 船名 | 用途 | 能力 |
|---|---|---|
| 第2えびす | 油回収 オイルフェンス展張 |
油回収能力:9kL/時 |
| ヨコハマ2号 | オイルフェンス展張 油処理剤散布 |
放水能力:2ton/分 |
| いそご | 消防設備船 | 泡消火剤放射能力:6ton/分 |
| けんざき | 消防設備船 | 泡消火剤放射能力:6ton/分 |
| みおかぜ | 消防設備船 | 泡消火剤放射能力:1ton/分 |
油回収資機材
海上への油流出に対しては、流出油の拡散防止、回収作業を迅速かつ確実に行うことが大事です。 このための資機材として主なものは次のものを備えています。
| 資機材 | 概要 |
|---|---|
| オイルフェンス | 流出油が拡散しないように大きく囲い込みます。発泡スチロールの上にテトロン被覆(合成繊維)されたものです。 |
| 油処理剤 | 流出油の上にポンプまたは噴霧器で散布します。配合された界面活性剤の働きにより油を微粒子にして水中へ分散させます。分散した油の微粒子は水中のバクテリアによって分解されます。 |
| 油吸着マット | 綿繊維等で出来ていて、油の中に投入、吸着させます。 |
これらは、油回収船とともに併用して使用します。