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ニュースリリース

2015年度

2015年12月 2日

鹿島製油所における溶剤脱れき装置および発電設備の竣工式について

記者各位

 

 

 当社(社長:杉森 務)は、12月1日、グループ会社である鹿島石油株式会社(社長:桜井 初則)の鹿島製油所(所長:青山 信博)において溶剤脱れき装置(以下、「SDA装置」)、および「SDA装置」を活用した発電設備の竣工式を行いましたので、お知らせいたします。

 

 「SDA装置」は、石油精製の過程で生成する重質油を、「脱れき油」と超重質な抽出残渣(以下、「SDAピッチ」)に分離します。「脱れき油」については、さらに分解を行い、付加価値の高い石油化学製品原料や軽油製品の増産に繋げます。

 「SDAピッチ」については、新たな自社電源として鹿島北共同発電株式会社から取得・改造したボイラ・タービン発電設備の燃料として使用します。当社は、この電力を業務用、産業用および2016年4月に販売開始予定の家庭用電力「ENEOSでんき」として販売します。

 需要の減退に伴い余剰となる重質油を、より付加価値の高い製品にシフトする取り組みにより、製油所の競争力強化を図ります。

 

 当社は、今後とも、第2次中期経営計画の基本戦略である、石油精製販売の収益力強化、およびエネルギー変換企業としての電力事業拡大に取り組んでまいります。

 

※ 重質油留分から、灯油や軽油などの原料となる軽質油留分を抽出した後の副生物。常温(15℃)では固体だが、加熱(200℃程度)することで液体化させ、粘度調整用の基材を混合した後、ボイラ燃料として使用する。

 

<設備概要>

1.溶剤脱れき装置(SDA:Solvent De-Asphalting)(新設)

   (1) 建設地            鹿島石油株式会社 鹿島製油所(茨城県神栖市東和田4番地)

   (2) 装置処理能力   1.8万バーレル/日

   (3) 商業運転開始   2015年10月

 

2.ボイラ・タービン発電設備(鹿島北共同発電株式会社より購入・現地改造)

 (1) 建設地             鹿島北共同発電株式会社(茨城県神栖市東和田16番地)

 (2) 発電出力     12.5万kW

 (3) 商業運転開始  2016年4月(予定)

       ENEOSでんき

    スペシャルサイトURL  : www.noe.jx-group.co.jp/denki/ 

 

【竣工式の様子】

竣工式テープカット.jpg

 (左から、三菱化学 唐津専務、JXエネルギー 杉森社長、茨城県 企画部 渡邊次長、神栖市 保立市長 、鹿島石油 桜井社長、鹿島北共同発電 玉井社長)

 

【装置外観】

 (溶剤脱れき装置)

SDA装置.jpg

 

 (ボイラ・タービン発電設備)

第3号発電設備.jpg

以 上